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図解でわかる検索エンジンの仕組み。Google検索結果の決まり方はこれだ。

「SEOを行うと検索順位が上がる」ことはわかっていても、検索エンジンがどのような仕組みで動いているまではご存知でしょうか。Googleが「どうやってWebページを認知するか」「どう順位が決めるか」を知ることで、より深くSEOを理解でき、対策を講じることが可能です。

そこで本記事では検索エンジンの仕組みについて、以下のセクションに分けて図解を入れながら解説します。

  • 検索エンジンとGoogleの理念・検索アルゴリズムの関係
  • 検索エンジンの仕組みの詳細
  • 検索エンジンのさまざまなアクセス方法
  • 検索順位の決まり方
  • SEOで必要な施策

ぜひ本記事で検索エンジンの仕組みを理解し、効果的なSEOにつなげていただければ幸いです。

検索エンジンの仕組みの理解はGoogleの理念と検索アルゴリズムを知ることから

検索エンジンの仕組みを理解するには、まずは「Googleの理念」と「検索アルゴリズム」を知っておきましょう。なぜなら検索エンジンの仕組みには、この2要素が深く関わっているためです。まずはそれぞれの詳細を確認していきます。

Googleの理念は「ユーザーに役立つ検索エンジン」を作ること

Googleが目指す完璧な検索エンジンとは「ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すもの」と、かつてラリー・ペイジ氏(Google創業者)は語っています。

例えば「コンピューター おすすめ」と検索したとき、多くの人は「おすすめのコンピューター」や「それに関連する最新かつ正確な内容」がわかるコンテンツを求めるでしょう。実際に検索者は常に、検索したキーワードの答えを知りたいと感じることがわかっています。

Google が実施しているテストでは、ユーザーが質問に対する答えをすぐに手に入れたいと考えていることが、長年にわたり一貫して示されています。
出典:Google検索の仕組み|便利な検索サービス

もしコンピューターと関係のないページや内容が薄いページが表示されると、検索者は「Googleで調べてもわからない」と判断し、アクセスしなくなるでしょう。

そうなるとGoogleが目指す「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにすること」からは遠ざかります。そして収入源である広告収入も減り、会社存続に影響を与えるかもしれません。

広告は、Google 検索を誰もが無料で利用できるようするための手段です。そして、広告は、Google が Google 検索において販売する唯一の要素です。
出典:グーグル検索の仕組み|Googleの使命

つまり検索エンジンの仕組みは、このGoogleの理念の実現のために構築され、日々研究やアップデートが行われています。

検索アルゴリズムは「適切な情報を届ける」ためのシステム

検索アルゴリズムは「検索エンジンの順位を判断するシステム」です。この計算結果を基に、Webページが「ユーザーにとって有益か」「適切な情報なのか」が決まり、最終的な順位に反映されます。

「だったら、アルゴリズムがわかれば上位表示も簡単では」と思うのではないでしょうか。しかし、検索アルゴリズムは200以上もの要素があると言われ、詳細も公表されていません。24時間の間で絶えず変化するとの報告もあります。結論として、完全な分析は不可能といえるでしょう。

とはいえ、Googleが良質と判断するコンテンツの基準はあります。今あるSEOのほとんどは、公式情報を基に研究されてきました。

公式サイトの見解を正しく知り、Googleに認知される良質なコンテンツを作成してこそ、初めてSEOによるWeb集客が見込めます。

【図解解説】検索エンジンの3つの仕組みについて。どのように順位がきまるのか

ここからは実際に、検索エンジンの仕組みの詳細について図解を交えて解説します。具体的には主に以下の3つの工程です。

  • クロール(コンテンツを認知する)
  • インデックス(情報を保管する)
  • ランキング(検索順位に決める)

順番に見ていきましょう。

Webサイトの存在をGoogleに伝える「クロール」

無数にある情報からなぜコンテンツを認知できるかというと、「クロール(クローリング)」と呼ばれる処理が絶えず行われているからです。このクロールのおかげで、日々膨大な数のWebページが生み出される中でも、情報の検出・蓄積ができます。

Googleの検索エンジン内にはGooglebot(以下クローラー)と呼ばれる、Webページの情報を集めるロボットが巡回しています。このクローラーがURLを見つけたとき、初めて「新しいページが作られた!」とGoogleに側に伝わるのです。

  • Webページができる
  • クローラーが訪れ情報を検出・収集する
  • クローラーがページ内のリンクから次のページに飛び巡回する
  • 検出した情報をデータベースに保存する

しかし、常にリンクを辿って移動するクローラーは、公開したばかりのページにはなかなか来ません。Google側にサイト情報を伝え、なおかつクローラーが回りやすいサイト構造にする必要があります。具体的な施策は以下の通りです。

施策 詳細
サイトマップをGoogleに送信する サイトマップはサイト全体の情報を網羅したデータで、検索エンジンにサイト詳細を伝える役割がある
内部リンクを設定する 内部リンクはサイトのページ同士を結ぶリンクのことで、クローラーがサイト内を巡回しやすくなる
リクエストを送信する Googleに「このページをクロールしてほしい」とお願いできる
URLを論理的かつ人が読めるように設定 ランダムな英数字でなく「seo-engine」など整えたほうがクローラーも認知しやすい

クロールした情報は、次のインデックス工程にて正式にGoogleに登録されます。

Googleのデータベースに情報を保管する「インデックス」

クロールで検出した情報を、巨大なデータベースである「Googleインデックス」に登録する作業をインデックスと呼びます。よく図書館と本で例えられ、「いつでも情報を引き出せるよう整理して保管しておく」イメージになります。もしクロールされても、最終的にインデックスされなければ、Webページは検索対象になりません。

Webページの順位はインデックスされた情報を参考して決まるため、登録される情報の質は重要です。以下の施策を行いましょう。

  • タイトルタグ(<title></title>)や見出しタグ(<h2></h2>)などのHTMLを記述する
  • テキストで内容を伝える(テキストが主・画像や動画は従)
  • 同じサイト内に似た内容を重複させない

インデックスされているか気になるときは、「Google Search Console」等のツールで確認できます。また正確ではないものの、検索窓の最初に「site:」を打ち込み、後ろに調べたいページのURLを入力することで確認可能です。

情報を基に検索順位を決定する「ランキング」

最後は検索順位を決める「ランキング」です。Googleはインデックスしたデータを、検索アルゴリズムによって「ユーザーが求めているかどうか」を判断します。ランキングを決めるための計算式は、これまでパンダアップデートやペンギンアップデート、健康アップデートといった形で反映されてきました。

またアルゴリズム改善以外にも、Googleのエンジニアや検索アナリスト、法律の専門家たちのテスト・改善による精度や正確性の担保も進められています。

  • 検索品質評価者によるテストや比較
  • 公開前に0.1%のユーザーによるライブトラフィックテスト
  • エンジニアやアナリストの最終判断

さまざまな計算式や有識者の厳格な判断によって、Webページは評価されているのです。

検索エンジンからアクセスさせるための仕組み

検索結果の反映パターンは1つだけではありません。以下5つのパターンが存在します。

  • 自然検索枠
  • 広告枠
  • 動画枠
  • 画像枠
  • マップ枠

以下より、順番に見ていきましょう。

自然検索枠

オーガニック検索(organic)とも呼ばれる枠で、一般的な検索結果と言って差し支えありません。打ち込んだキーワードの関連性が高いWebページが表示されます。

広告枠

広告(リスティング広告)を利用すれば、Webページが「広告枠」として自然検索枠より上部またはページ下部に表示されます。特徴は以下の通りです。

  • 検索アルゴリズムの影響を受けない
  • 手続き後にすぐ表示される
  • 広告費がかかる

この広告枠内での順位(以下、広告ランク)は、広告オークションの結果で決まります。広告ランクに決定要素は以下の6つです、

  • 入札単価
  • 広告とランディングページの品質
  • 広告ランクの下限値
  • オークションでの競争度
  • ユーザーが検索に至った背景(コンテキスト)
  • 広告表示オプションやその他の広告フォーマットの効果

SEOと同じく、キーワードの選定や記事の完成度が順位に関係してきます。

動画枠

テキストベースのページだけでなく、動画コンテンツが表示される「動画枠」があります。Webページと同じく、Googleが以下の動画情報をクロールし表示結果を決める仕組みです。

  • 動画サイトマップ
  • サムネイル
  • プレビュー
  • 動画ページのテキストやメタタグ
  • ファイルの音声や映像から読み取れる意味

良いサムネイルを設定したりクロールしやすい環境を整えたりなどで、より検索されやすくなります。中でもYou Tubeのコンテンツは、始めからGoogleにクロールされやすい設定です。

YouTube 動画は常にクロール可能な状態になっています。
出典:動画のベストプラクティス|Search Consoleヘルプ

5Gの到来や動画コンテンツ利用者の増加など、今後注目度が上がるアクセス獲得方法といえるでしょう。

画像枠

動画枠と同じく、画像単体の検索結果を表示する「画像枠」もあります。画像表示のSEOとしては以下の施策が有効です。

  • オリジナル画像を自作する
  • Webページに関連した画像を使用する
  • 関連するテキストの近くに画像を配置する
  • レスポンシブ画像にする
  • 高画質にする
  • テーマに合う代替テキスト・タイトル・ファイル名・キャプションを付ける

検索キーワードで自社Webページのアイキャッチや挿入画像も出るようになると、さらなるアクセス増加を見込めるでしょう。

マップ枠

店舗や会社の場所がGoogleマップで表示される「マップ枠」というパターンがあります(ローカル検索結果)。

たとえばレストランと入力すれば飲食店が、散髪と入力すれば美容院や理髪店などの情報が、以下の要素にもとづいてマップ枠として出現します。人が「そこに行きたい」と感じるキーワード(goクエリ)の場合、このマップ枠が適用される傾向があるようです。

マップ枠を決める要素 詳細
関連性 検索キーワードとGoogle登録の住所情報との関連性
距離 検索した指定の場所もしくは検索者の現在地情報と、Google登録の住所情報との距離
知名度 インターネット上のリンク・記事・店舗一覧や、Google上の口コミ数とスコア
※元々知名度の高い施設は上位表示されやすい

無料ツール「Googleマイビジネス」を使えば、マップ枠内での検索順位の改善が可能です。

Googleの検索順位を決める5つの要素

検索アルゴリズムは200以上の要素がありますが、大枠として5つの要素に分けられます。ここからはその5つの要素を見ていきましょう。

「なぜその言葉で検索したのか」をわかっているか

「なぜユーザーはその言葉で検索をかけたのか」という検索意図を理解したWebコンテンツは、Googleの検索順位に良い影響を与えます。Googleは検索キーワードの意味だけでなく、内容の濃さや情報の見せ方、切り口など総合的に判断しています。

  • 口コミや体験談が知りたいのか
  • 広く浅く知りたいのか狭く深く知りたいのか
  • 画像や図解で知りたいのか
  • 場所情報が欲しいのか
  • 最新(トレンド)の情報が欲しいのか

Webコンテンツを作るときは、常に「ユーザーが求める最高の答え」を意識しましょう。

検索キーワードとWebページに関連性があるか

検索アルゴリズムは、検索キーワードとコンテンツの内容との関連性を重視します。キーワードがWebページ内のテキストに存在するかはもちろん、今までGoogleが蓄積した検索者の傾向データも影響します。

たとえば本記事は「検索エンジンの仕組み」をキーワードに立て、以下を意識して執筆しました。

  • 記事内に「検索エンジンの仕組み」を含ませる
  • 検索エンジンの仕組みと一緒に検索されるキーワードも入れる
  • 検索エンジンの仕組みについての深堀り情報を入れる

先述の検索意図も分析しながら、「検索エンジンの仕組み」というキーワードと関連する記事を心がけています。

Webページ(コンテンツ)の品質は良いか

検索意図や関連性に気をつけたWebページであろうと、そもそも品質が悪いページは検索順位に反映されません。Webページの品質の良さは、5つの要素の中でもっとも力を入れるべき部分です。実際にGoogleも「検索者を第一に考えたオリジナルコンテンツ作成」「不正のない施策」を目指すべきと公表しています。

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。(中略)
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

出典:Search Consoleヘルプ|ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

現在も悪質なスパムサイトや、品質ガイドライン違反のサイトを排除するアルゴリズムの開発・研究を進んでいます。

表示速度などのユーザビリティーは問題ないか

ユーザビリティー(見やすさ・使いやすさなど)を考えたWebページかどうかも、Googleの検索順位に関係します。「読み込みの早さ」「すべてのデバイスで見やすいようになっているか」などです。モバイル端末が広まった2020年現在は、スムーズにページを読めるかどうかも非常に重視されています。

実際に2018年には、ページスピードを評価するアルゴリズムが組み込まれました。また2020年には「コアウェブヴァイタル(Core Web Vitals)」として、下記もランキングに反映すると発表があります。

  • ページの表示速度
  • クリックやタップしてからの反応速度
  • 視覚的な見やすさ

検索キーワードに関連する情報も提供できるか

検索順位は過去の検索傾向・住んでいる場所などを参照し、「今の検索者に一番必要な情報は何か」まで判断しています。実際の例は以下の通りです。

行動 効果
アメリカとロンドンの2箇所で「football」と検索 【アメリカ】アメリカンフットボールの情報が出る
【ロンドン】「サッカーやプレミアリーグの情報が出る
過去に「バルセロナ対リヴァプール」と検索してから「バルセロナ」と検索 【検索あり】サッカーチームが出る
【検索なし】地名として出る

変化の基準は、検索者のGoogleアカウントのこれまでの行動履歴によります。

【2020年版】Google検索上位に必要なSEOの知識

検索アルゴリズムはこれまで何度もアップデートされており、常に時代に沿ったSEOが求められてきました。ここからは2020年に有効とされるSEOをご紹介します。

権威性・信憑性のあるページを目指す

Googleは「誰が書いた」「どのサイトで書いた」という、記事の権威性や信ぴょう性を見ています。具体的にはE-A-Tと呼ばれる3つの領域です。

E-A-Tについて 詳細
Expertise(専門性) その分野の専門家が書いているとみなされるか
Authoritativeness(権威性) 企業や大手サイトなどからのリンクや紹介があるか
Trustworthiness(信頼性) サイト運営者やサイト目的、サイト全体の情報が信頼に値するか

このE-A-Tは、とくに医療や金融などの専門分野のキーワードに大きく影響します。

高速表示やアクセスへの反応の良さも改善する

先述の「コアウェブヴァイタル」重視の影響もあり、今後はWebページの高速表示やクリックへの反応の良さなどがより重要視される動きがあります。2020年の6月にGoogle関係者のブログ記事に「ページではなく旅である」と記載がされ、「ユーザーがストレスを感じないよう中断や障害物(待ち時間やエラーなど)を取り除くことが大切」と表明されました。

検索エンジンに好まれるには、「ユーザーの役に立つ」に加えて「ユーザーを待たせない」サイト作りが必要になるでしょう。

SNSで広く拡散・外部リンクされるコンテンツを作る

TwitterやInstagramなどのSNSで拡散されることでも、SEO効果が期待できます。

厳密にいえば、SNSからの流入人数はSEOに直接影響しません。しかし、拡散され好評を得られれば、次のSEOにつながるでしょう。

  • SNSからの流入読者による「サイト内滞在率・回遊率アップ」
  • 他のWebページから紹介されることによる「外部リンク数増加」
  • 認知度・ブランド力アップによる「権威性の上昇」と「サイト名での検索数増加」

また「SEO以外のもう一つの集客方法」として育てておくのも有効です。変動も大きいSEO以外の顧客獲得手段はリスクヘッジとしてもっておくべきでしょう。

その他の細かいSEOを実施する

SEOは、上記の他にさまざまな施策が存在します。

  • 内部リンクを設定する
  • 検索ボリュームを調べ競合調査をする
  • 外部へのリンクはアンカーテキストを使う
  • 邪魔な広告を増やしすぎない
  • サイトの階層構造をシンプルにする

SEOには正解がありません。常に分析と検証を繰り返し、検索エンジンで上位表示するWebコンテンツを目指しましょう。

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