「MEOは意味がない」という人は、同じところでズレている。

「結局、ほかの店と比較されて終わってしまう」
「MEOをやったけど、思ったほどでもない」

もしあなたがそう感じているなら、その違和感は間違っていません。

ただし、それは「MEOに意味がない」のではなく、今の施策の捉え方が少しズレているだけです。

この記事は、安さや手軽さで選ばれるビジネス向けの話ではありません。自分の体や人生を預けるような、やり直しのきかない「失敗したくないサービス」を提供している方向けの話です。

「他の店にしよう」と思われていませんか?

まず、はっきりさせておくべきことがあります。

あなたがМEОに取り組んだものの、意味がないというのなら

  • お店は見つかっている。
  • でも、来店には至らない。

という状態だと思います。

露出が足りないわけでも、口コミが少ないわけでもない。見つかるところまではできているのに、その先で選ばれていない。

それなら、ここを変えない限り、どれだけMEOに時間やお金をかけても、結果は大きくは変わりません。

MEOをやれば集客できる、は勘違い

MEOは「見つけてもらう」ための施策です。Googleマップ上であなたの存在を知ってもらうことはできる。でも、それだけです。

「MEOをやれば集客できる」と思ってしまうのは自然ですが、もし慎重に選ばれるサービスなら、知っただけでそのまま決断されることはありません。

MEOはあくまで「きっかけ」です。だから価値を伝えて、購入してもらう「営業マン」の役割を別のツールで補う必要があります。

その場で即決、とはならない

自分のお金や健康や人生にかかわるサービスほど、お客様の判断は慎重になります。「なんとなく良さそうだから」で決めることはありません。

お店を見つけた瞬間、彼らは「この人に任せて大丈夫か?」と疑い始めます。プロフェッショナルなサービスほど、お客様の厳しい審査を受けることになるのです。

ですが、その重い責任を説明しきる力が、Googleビジネスプロフィールの「決められた枠」には備わっていません。

お客様は必ず「比較してから決めている」

流れはシンプルです。

  •  見つける:Googleマップで存在を知る
  •  比較する:ホームページへ飛び、他社と内容を精査する
  •  納得する:ここなら間違いない、と確信して予約する

MEOでできるのは、最初の「見つける」ことだけです。失敗したくないサービスほど、お客様は必ずホームページを見にいくし、「この人は私の悩みの本質をわかっているか」と、さらなる決め手を探します。

価格や星の数で、比べられたいですか?

ホームページの情報が不足していると、お客様は限られた材料で判断するしかなくなります。

  •  価格
  •  口コミの数や評価

結果として、こうした分かりやすい指標で比べられることになります。

お客様が本当に知りたいのは「自分に合っているか」「何が違うのか」「なぜここに頼むべきなのか」の3点です。ここが伝わらない状態では、比較の中で選ばれる理由がありません。

口コミは安心感。決め手ではない

口コミは大切ですが、その役割は「安心感」をつくることです。

「ここは詐欺やハズレではなさそうだ」と思ってもらうことはできても、それだけで最終的な決断がされることは多くありません。

安心したあとに必要なのは、「ここに頼む理由」という納得感です。ここで確信が持てなければ、お客様にとってあなたの存在は「頼まない理由」のリストに入ってしまいます。

他社にお客様を流していませんか?

Googleマップでお店を見つけた。でも、ホームページを見たら、頼む気が失せた…。

あなたのホームページは、そんな状態になっていることが、最大のボトルネックかもしれません。

これを構造として見ると、自ら「噛ませ犬」になって、ライバル店を推奨しているようなものです。あなたがMEOを頑張って露出を増やすほど、ライバル店への送り出しを加速させているという皮肉な結果になります。

そんなボランティアを、これからも続けますか?

MEOは必要。でも、それだけでは足りない

MEOは意味がないわけではありません。やっていないより、やっている方が確実に強い。それは間違いありません。

ただし、それだけで集客が完結するわけでもありません。

必要なのは、

  •  見つかること
  •  決めてもらうこと

この2つを一つの流れとして設計することです。この設計ができていない限り、どの施策を強化しても、結果は安定しません。

もし今、「頑張っているのに結果が出ない」と感じているなら、それはやり方が間違っているのではなく、途中で止まっているだけです。

見つかったあとに、どう決めてもらうのか。
そこを整えたとき、これまでの取り組みが初めて結果につながります。

(…と、偉そうに語っている私自身も、かつてはこのズレに気づかず、数字だけを追いかけて苦しんだ一人なのですが)

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