
ワードプレスを使うなら、高性能で低価格のエックスサーバーで間違いなし!
わたしはワードプレス(WordPress)を利用してからの7年間、ずっとエックスサーバーを使用しています。SEO対策として、いろいろなレンタルサーバーを試しましたが、なんだかんだ「やっぱりエックスサーバーだな」という結論に至っています。
とはいえ、これの記事を読んでる皆さんにとっては
「なぜエックスサーバーがいいの?」
「どうやって使うの?」
と疑問があることと思います。
そこでこの記事では、これからワードプレスでホームページを作ろうとしている方に向けて「エックスサーバーをすすめる理由」や「ワードプレスの導入手順」について解説していきます。
あなたが無事ワードプレスを立ち上げることができるよう、書いていきたいと思います。
エックスサーバーは「安い・速い・安全」だから使いやすい!
私が実感するエックスサーバーの良いところは6つ。
- 格安レンタルサーバーと同等の低価格
- サーバダウンしない安定感と通信速度
- ワードプレスを脆弱性から守れるセキュリティ
- 無料で使える独自SSL(暗号化通信)
- 管理画面が使いやすい
- ワードプレスの導入が簡単
詳しくお伝えしていきますね。
格安レンタルサーバーと同等の低価格
エックスサーバーは、とにかく低価格。法人でもバリバリ使える機能があるのに低価格なんです。
- 初期費用3,000円
- 月額1000円(税抜)
「毎月1,000円は高いのでは?」
と思う人もいるかもしれないですね。
人気レンタルサーバーといえば「さくらのレンタルサーバ」「ロリポップ」などが有名で、どちらも月額500円くらいでソコソコ使える機能が揃っています。
「それなら、エックスサーバーを使わなくてもいいんじゃないの?」
と思いがちですが、格安レンタルサーバーには「通信速度が遅い」「セキュリティが弱い」「不具合が生じる」という問題が生じるため、なんだかんだエックスサーバーに戻っています。
特に大きな問題は「通信速度」です。
WordPressは数千種類ものファイルで構成されるブログシステムのため、格安サーバーでは読み込みが重くなりやすいです。
これまで私が見てきた数値では、エックスサーバで表示速度が0.5秒なら、他の格安サーバーでは1.0~1.5秒と「約2倍の速さ」を実感しています。
0.5秒の差は「大した差にでないのでは?」と思うかも知れませんが、実際に体感してみると意外と大きな差なのです。
ちなみに表示時間が1秒を超えるサイトは、離脱されやすいので、SEO対策としても悪影響となります。
数百円の月額料の違いが、メチャメチャ大きな差になるので、少し奮発してみてください(笑)
サーバダウンしない安定感と通信速度
公式サイトに「安定の実績、稼働率99.99%以上」「サーバ速度No1」とあります。
個人的な意見で恐縮ですが
- 7年間、サーバダウンなどのトラブルなどがなかった
- ページ数の多いWordPressサイトもスピーディに表示してくれる
ということでずっと愛用しています。
公式サイトにも、エックスサーバー利用者の声がありました。
今までいくつもレンタルサーバを使ってきましたが、エックスサーバほど安定しているサーバはありませんでした。ストレスや不具合もなく、快適に使えていますので、すごく重宝しています。
[出典]エックスサーバー公式サイト
これは「Xアクセラレータ Ver.2」という高速・安定化機能があるからです。プログラム処理を高速化してサイトを素早く表示できるエックスサーバー特有の機能です。
ワードプレスを脆弱性から守れるセキュリティ
エックスサーバーでは、ワードプレスのセキュリティ対策を十分に行うことができます。なぜなら、エックスサーバには「WordPressセキュリティ設定」という項目があるからです。
具体的には、以下のようなセキュリティ対策を講じることができます。
- 国外IPアドレスの制限
- ログイン試行回数の制限
- コメント、トラックバックの制限
- WAF設定
- アクセス拒否設定
など。
ワードプレスはしばしば脆弱性があるといわれるCMSです。しかし、エックスサーバを利用すれば、ワードプレスのセキュリティを簡単な設定で強めることができます。
セキュリティを強化したい方は下記の記事をどうぞ!
無料で使える独自SSL(常時暗号化通信)
独自SSLとは、自身のサイト内で暗号化通信をすることです。情報を暗号化すれば、個人情報などが盗まれない。利用者が安心してホームページを利用できる。
そのため、SEO対策としても必須となり、最近はどのサイトもSSL通信を利用しています。
独自SSLは「利用者の信頼を得る」ためや「検索エンジン対策」としても設定は必須。これまで年間10,000円~30,000円程度するものでしたが、現在は無料で取得できるライセンスがあります。
そんな独自SSLを無料で、しかもワンクリックで利用できるのがエックスサーバーです。
管理画面が使いやすい

エックスサーバーは管理画面も使いやすい。私だけでなく、このような声がありました。
エックスサーバは.htaccessの編集もサーバーパネル内で簡単にできるし、記述する内容もマニュアルあったので助かりました!
[出典]Twitter
どこで何を設定できるのか、分かりやすいです。パソコンの操作に不慣れな方でも、エックスサーバならすぐに慣れると思います。
ワードプレスの導入が簡単
エックスサーバには「WordPress簡単インストール」という機能があり、ワードプレスが初心者でも簡単に使えるようになっています。
最近は「WordPressクイックスタート」という機能もできました。こちらはサーバの申込み〜ワードプレスの導入まで一気に行うものです。
ますますワードプレスとの相性が良くなっています。
ワードプレスを使うために知っておくべきこと
さて、エックスサーバーの魅力がわかったところで、次はワードプレスをインストールするための事前知識についてお話します。
ここでの話を知っておけば、スムーズにワードプレスをインストールできるでしょう。
ワードプレス設置に欠かせない3つのもの
エックスサーバへのワードプレスを導入するのに必要なものは、主に3つ。「サーバ」「独自ドメイン」「ワードプレス」です。
この3つは以下のような役割を持っています。

- サーバ:WEBサイトを立ち上げるのに必要なスペース。土地。
- 独自ドメイン:WEBサイトの場所を示すもの。住所。
- ワードプレス:ブログシステム型のURLツール。家。
この3つが揃ってはじめてワードプレス本来の集客効果が発揮できると理解しておいてください。
今すぐ契約するならクイックスタート
先程軽く説明したように、現在のエックスサーバーではワードプレスを簡単に導入できる「WordPressクイックスタート」が用意されています。
ただし残念なことに、クイックスタートを利用すると10日間の無料体験ができません。
はじめてエックスサーバーを使うのために、この記事では無料プランから登録する方法からご案内します。
エックスサーバでワードプレスを使うまで
ここまでのお話で「エックスサーバー試してみたい!」とか「どうやって使うのかな?」なんて思った方のために、契約方法からワードプレスのインストール方法についてお話します。
具体的には次の5ステップがあります。
- 無料体験を申し込む
- 利用料金を支払う
- 独自ドメインを取得する
- 独自SSLを設定する
- ワードプレスをインストールする
詳しくお話していきますね。
Step1|無料体験を申し込む
公式サイトから無料体験の申込みをします。とくに難しいことはありませんが、手順を紹介していきます。
お申し込みページへ進む

まずは、エックスサーバのトップページにアクセスします。[お申し込みはこちら]のボタンをクリックして進みます。
さらに画面の指示に従って、初めてご利用のお客様向けの[10日間無料お試し 新規お申込み]をクリックします。
サーバID・利用プランを決める

以下のとおりに「サーバ契約内容」を入力します。
- サーバID:ログイン時に使用するもの。デフォルトでも自分で決めてもOK。
- プラン:X10プラン
- WordPressクイックスタート:チェックなし
プランの違いは容量です。200GBはWebメディアでも使い切れないレベルなので、契約するなら「X10プラン」で問題ありません(大量の動画を掲載するなどの場合は、上位プランを考えるかも、、程度です)。
X10プラン | 月額900円〜、ディスクスペース200GB |
---|---|
X20プラン | 月額1800円〜、ディスクスペース300GB |
X30プラン | 月額3600円〜、ディスクスペース400GB |
登録情報を入力する

以下のとおりに、個人情報を入力してください。
- メールアドレス:受信可能なメールアドレスを入力する
- メールアドレス(確認):上記のメールアドレスを再入力する
- 登録区分:[個人/法人](契約業態で入力情報が変わる)
- 名前:あなたの名前(※ニックネーム等ではなく、本名を入力する)
- フリガナ:フリガナを入力する
- クレジットカード情報:カード番号、有効期限、セキュリティコードを入力する。
- インフォメーションメール:チェックなし
- 利用規約への同意:チェック
最後に[お申し込み内容の確認へ進む]をクリックして、入力した内容に間違いがないかを確認してください。
認証コードを入力する

認証コードは、個人の場合SMS・音声通話でも受け取ることができます。法人の場合はメールになります。
認証コードをお申込みフォームに入力し「次へすすむ」を押したら、エックスサーバの体験申込が完了し、登録したメールアドレスにお知らせが届きます。
こちらは重要な情報なので、必ず内容を控えてください。
Step2|エックスサーバの利用料金を支払う
無料体験の申し込みが完了したら、下記URLへログインします。
メニューから「料金支払い」をクリックして下記の画面へ移動してください。
クレジットカード&自動更新がベスト!

支払い方法は複数あります。
- クレジットカード
- コンビニエンスストア
- 銀行振込
- ペイジー
料金の払い忘れは禁物。アップロードしているサイトがすべて見れなくなってしまいます。
クレジットカードで決済なら自動更新払いが適用されるのでとっても便利です。
Step3|独自ドメインを取得する
さて、次は独自ドメインを取得しましょう。
WebサイトはSEOの観点や利用者の信頼を考えても、独自ドメインの取得がおすすめです。
エックスドメインは、窓口対応が素晴らしい。
わたしは約8年、ドメイン取得サービスは「お名前ドットコム」を使用していました。しかし理由はありません。以前の勤務していた会社時代から使っていたので、慣れていただけです。
そこで、今回気になっていた「エックスドメイン」に乗り換えてみました。
その理由は3つです。
- 管理画面が重くない、サクサク動く。
- 管理画面が見やすいし、使いやすい。
- サポートの返答が速い、電話対応もしてくれる
お名前ドットコムは管理画面がなかなか動かないのがストレスでした。まぁ、有名サービスで利用者が多いから、通信が重くなるのはしょうがないこと。
エックスドメインに変えたら「サクサク動く」のでストレスがゼロ!乗り換える理由としてはこれだけでも十分でした。
そしてもう一つ。
決め手となったのは「サポート対応の良さ」です。
サーバー系の設定についてはドメイン会社に質問することも多々あります。Web制作を長いことやっていますが、ネットワーク系のエンジニアのような専門知識があるわけではないので。
お名前ドットコムでは全く電話もメールも繋がりにくかったのに、エックスドメインにメール送信したら、2時間程度で返答が来ました。そして一回のやり取りだけで解決。超早いです!
Xserverアカウント画面から取得開始
アカウント管理画面のトップページより、中段にある「ドメイン取得」をクリックしましょう。

あらかじめ取得したいドメインが使われていないことを確認してください。というのもの、独自ドメインは唯一無二のでなければ取得できないからです。
すでに第三者に使われているドメインである場合は、購入できません。
購入可能な独自ドメインが決まったら購入画面へと進みます。

取得ドメインによっては、特別な注意事項が表記されます。
利用規約も含め内容を確認し「同意する」の四角枠をクリックして、チェックを入れましょう。
これでお支払いへと進みます。

レンタルサーバの契約と同じ様に、支払い方法が4種類あります。こちらもクレジットカードでのお支払いがおすすめです。
そして画面にしたがってカード情報を入力すれば完了です。
ドメインも自動更新の設定をしよう
ドメインもサーバと同じ様に、支払い忘れがあるとサイト閲覧ができなくなります。そのため、自動更新設定を行いましょう。
こちらは公式サイトのヘルプ情報にすでに書かれていましたので、ご参考ください。
[公式]エックスドメインの自動更新方法
最終的に、サーバもドメインも「自動更新」がでていればOKです。
※クレジットカードの期限切れなどにご注意ください。

Step4|独自SSLを設定する
ドメイン設定でもう一つ注意することは「SSL(https://~~~)」を使えるようにすること。
SSLとは暗号化通信です。個人情報をいただく際のセキュリティ対策、またSEO対策の一環としても必須事項としてください。
サーバーパネルでドメイン設定
新しいドメインを購入しただけでは、まだ使用はできません。
アカウント管理画面のトップページにある青色のボタン「サーバー管理」をクリックすると下記の画面に移動します。

「ドメイン設定」をクリックしドメイン設定追加タブに移動。

- ドメイン名:「購入した独自ドメイン」を記入
- 無料独自SSLを利用する:チェック
- 高速化アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする:チェック
上記で「確認画面へ進む」ボタンをクリック。
確認画面では、記述したドメインに間違いがないことを確認し「追加する」をクリックして完了です。
独自SSLが設定されていることを確認
「無料独自SSLを利用する」にチェックを入れてドメイン追加を行うと、SSL設定も同時に行われます。
ちゃんと設定されているか、念の為ですが確認ておきましょう。
「サーバーパネル > SSL設定」をクリックしてください。

「独自SSL設定追加」タブで設定済みの表記があればOK。
これでドメイン設定は完了です。
Step5|ワードプレスをインストールする
いよいよ、ワードプレスをインストールします。
「難しそう・・・」と思っているかも知れませんが、エックスサーバなら簡単に設置できるようになっています。
ワードプレスのインストール手順
[サーバーパネル > WordPress簡単インストール]をクリック。そして「WordPressインストール」のタブをクリックします。

ここでワードプレスの情報を入力します。
- サイトURL:設定した独自ドメイン「/」以降は空欄でOK。
- ブログ名:任意の文字列(※全角127文字[半角255文字]以内)
- ユーザー名:任意の文字列(※半角255文字以内。英数、空白、一部記号[-.@]が使えます。) パスワード:任意の文字列(※半角8文字以上、16文字以内。英数、空白、一部記号[!#$%=~^|:[].+-*/]が使えます。)
- メールアドレス:自身のメールアドレスを入力する
- キャッシュ自動削除:ON
- データベース:自動でデータベースを生成する
を入力し「確認画面へ進む」をクリック。
確認画面で再度内容に間違いがないことを確認したら「インストールする」のボタンをクリックします。

完了画面にでてきた情報は、メモをとって保存しておきましょう。
特に、ユーザー名とパスワードは、管理画面から情報を更新するためのものなので、頻繁に使います。
※データベース名~MySQLパスワードも、万が一の場合にエンジニアが使用することがありますので、併せて控えておきましょう。
管理画面にログインしてみよう!
インストール完了画面の管理画面URLにかかれているリンクをクリックしてみてください。
ワードプレスのログイン画面に移動できます。

※インストール完了後に届く「【xserver】■重要■サーバアカウント設定完了のお知らせ」のメールにもログインURLは記載されています。
設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力して、管理画面にログインしてください。
ワードプレスのログインに関しては、下記の記事もご参考ください。
エックスサーバーにワードプレスを導入した後は?
これでワードプレスが使えるようになったかと思いますが、導入したてのワードプレスは空っぽです。
以下の、3つの追加設定をしていきます。
- URLをhttps(SSL)に一本化する
- ワードプレステーマを設定する
- Googleアナリティクスを導入する
一つずつ解説します。
URLをhttps(SSL)に一本化する
先のSSL設定で「https」を使った暗号化通信を行えるようにはなたものの、従来の「http」のURLでも見られう状態になっています。
SEO対策としても利用者保護としても「http」での閲覧をなくして、すべて「https」に統一しましょう。
ワードプレスにログインし「ダッシュボード > 設定 > 一般」とクリックします。

このページでURLをhttps(SSL)に一本化します。
デフォルトでは、URLが「http://www.example.jp/」のような形式になっていると思うので、以下のように変更してください。
- WordPressアドレス(URL):https://www.example.jp/
- サイトアドレス(URL):https://www.example.jp/
ページ最下部の[変更を保存]をクリックしたら、https(SSL)化は完了です。
これでサイトの情報が暗号化され、セキュリティが強化されます。
ワードプレステーマを設定する
ワードプレステーマ設定は「好みのサイトデザインにする」ための設定です。初期状態でも問題ありませんが、使い勝手やデザインに物足りなさがあります。
詳しくは以下の記事でも解説していますので、テーマ選びの参考にしてください。
ワードプレステーマは、無料で手軽に使えるものから、有料の高機能なものまで様々あり、きっと好みのデザインが見つかると思います。
Googleアナリティクスを導入する
Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のWEBサイト解析ツールです。具体的には、WEBサイトにおける以下のようなデータを取得・解析することができます。
- アクセス数
- アクセス経路
- ユーザーの行動
- 目標達成の度合い など
ワードプレスで立ち上げたWEBサイトに限った話ではありませんが、Googleアナリティクスを使ってサイトを育てていくと、たくさん良いことがあります。
サイト運用については下記の記事もご参考ください。