
ホームページ内容は「わかりやすい理念」と「見せられる実績」で信頼につなげよう!
ホームページは会社の顔。上手く活用すると営業マンとしても働いてくれます。
さらに、低価格競争ではなく本当に良い商品をそれに見合う価格で販売できます。
では、どんな内容を掲載すれば訪れた人は興味を持ち、売上アップに繋げやすいでしょうか?
その答えは、「シンプルでわかりやすいこと」です。基本的に読み手は分かりやすいほど共感してくれます。
弊社の代表は大手企業でWeb業界に触れ、個人でも100万円超えのアフィリエイターとしての経験を積んできました。
アクセスが増えない日々やサービスの売れない経験を経たからこそ、分かった消費心理があります。
今回の記事では、ホームページに載せると良い内容や、制作におけるポイントをご紹介していますのでぜひご覧ください。
目次
ホームページを使うと得られるメリット
ホームページの運用するメリットが分からない方のためにメリットを解説します。
大きなメリットは以下の2つです。
- 弊社を知らないお客様に知ってもらえる
- 優秀な営業マンになってくれる
オフラインでは出会えなかった新規顧客が、自ら会社を知り、好きになってくれるのがWebによる集客です。
大企業にかかわらず個人でも使い方次第で、費用対効果を格段に上げることができます。
また、個人の手腕に頼らなくても営業の質を上げることが可能なのもメリットの一つです。
ホームページで拡散する
あなたがホームページを使う目的は何ですか?恐らく、売上や利益を伸ばすことだと思います。
モノを売るための考え方はそれぞれありますが、弊社は基本的に「オフラインで売れたサービスは、Webでも売れる」という考えを持っています。
その理由は、Web上で営業する相手もオフラインと変わらず人だからです。
オフラインであろうと、Webであろうと人は欲しいと思ったものを購入します。
大事なのは顧客が判断できる情報を、分かりやすく伝えることにあります。
何を訪問者に見て欲しいのか、あるいは届けたいのか、分かりやすい掲載を心掛けることが大切です。
相手に良さが伝わるホームページの内容で、大切な考え方は以下の2つです。
- オフライン営業もWeb営業も、伝えることは同じ
- 売るなら「買うための情報提供」をする
この考え方を踏まえた上で、以下で掲載内容として重要な項目を解説します。
ホームページの掲載内容は大きく2つ
いざホームページを作ろうとしても、何を載せるべきか迷いますよね…。
特にホームページに訪れる際、必ず見られるトップページの内容は訪問者の離脱率にも影響します。
実は、ホームページに掲載する内容で重要なのは大きく以下の2つです。
- 会社のこと (最も重要なのは理念(ビジョン・ミッション含む))
- サービスのこと (最も重要なのは実績(評判・口コミ含む))
あなたも、何を考えているか分からない何をしていたか分からない人間とコミュニケーションを取りたくないですよね。
顧客がこれらの内容を見る理由は、「変な会社から変なサービスを買わないため」です。
普段オフラインだと顔を対峙させて話をすることで相手の雰囲気や良さを感じ取りますが、Webではそれが難しくなります。
ごちゃごちゃと色んな内容を詰め込む前に、まずは「シンプルに会社理念や実績・評判について伝える」のが大切です。
では、上記2つについて具体的な中身をお話しします。
内容① 会社のこと
以下の表は、会社についての具体的な掲載内容です。
項目 | 記載内容 |
会社理念 | ビジョン/ミッション含む |
会社概要 | ・屋号/商号 ・代表者挨拶 ・資本金 ・沿革など ・設立年月日 ・代表取締役名 ・住所 ・電話番号 ・事業内容 ・営業時間 |
なぜ会社理念が最も重要かというと、それは「会社を信頼できるか」「他社と何が違うのか」について訪問者の判断材料になるからです。
また、表中の会社概要は全て載せればいいわけではなく、必要に応じて選択し、訪問者が混乱しない様に情報整理して掲載することが大切です。
ホームページは、トップページの他にも下層ページという複数のページで情報を整理できます。
どこに掲載するかで伝え方を変えるなど、内容の見せ方にも様々あります。
理念や代表者挨拶は1ページを使って丁寧に紹介することで、熱意を伝えている会社もあります。
大切なのは、自社にしかできないことやオリジナリティを持って「他社との差別化」をすることです。
相手が共感する内容や、悩みの解決につながるような内容を伝えることも、ただ理念を並べるだけよりも思いが伝わりやすくなります。
内容② サービスのこと
以下の表は、サービスのことについての具体的な掲載内容です。
項目 | 記載内容 |
サービス内容 | ・サービスの説明 ・料金 ・良くある質問 |
実績 | ・表彰されたものや資格 ・解決した事例 |
評判・口コミ | ・利用者の声 ・話題に取り上げられたメディア ・取材記事 |
サービスの内容は、訪問者が最も知りたい内容と言っても過言ではありません。
実績については、資格を載せるのも大切ですが、それだけではお客様に良さが伝わりません。
実績はあくまでも権威性を表すもので、訪問者は実際にどのような悩みを解決したのかを知りたいと思っています。
さらに、サービスを本当に購入あるいは利用すべきかどうかは、他の利用者がどう感じたかによっても判断されます。
誰も試したことのない商品を利用するのは勇気がいるものです。
お客様を安心させるためにも、他の利用者の口コミや評判を伝えることも大変有効な手段です。
まずはホームページをオンライン営業資料として使おう
ここからは、ホームページを作成したらやって欲しいおすすめの活用方法について解説します。
ホームページは、作れば売り上げが上がると思われがちですが、残念ながらすぐに効果が出るものではありません。
作り始めたころのホームページ活用法は、営業の際の資料として利用するのがおすすめです。
これから、ホームページをオンライン営業資料として使うことのメリットを以下の3項目でご紹介します。
- たくさん情報を載せられる
- URLで共有できる
- データでリスト獲得できる
これらをより具体的にお話します。
たくさん情報を載せられる
ホームページは紙による名刺や営業資料と違って、「たくさんの情報をきれいに整理」できます。
量だけでなく、情報の中身が訪問者にとって参考になるものほど「良質なコンテンツ」として検索エンジンで有利に働きます。
たくさんの情報をホームページに整理することで、他にも以下のような良い面があります。
- 無駄なコストを削減できる
- 何の情報を顧客が欲しがっているのかデータで見える化できる
売上アップだけでなく、業務の効率化も図れるのでぜひ活用してください。
URLで共有できる
Web上で公開している情報はいつでもネット環境があれば見られるため、資料を持ち運ぶ手間がいりません。
さらに、コンテンツを充実させれば営業マンごとのスキルに頼らずに、セールスやフォローがURL一本で可能です。
相手もURLさえ知って入れば資料を抱える手間なく、サイトの新しい情報を好きな時に見ることができます。
営業側だけでなく、お互いにメリットがある営業活用法です。
リスト獲得もデータで
申込みを電話で受けた場合は、データをいちいち手入力して管理する必要があります。
しかし、ホームページのメールやお問い合わせフォームによって申し込まれたデータはそのままリスト化されます。
このことによって以下の様な良い面があります。
- ネット上でデータを一括管理でき、進捗管理がラクになる
- ヒューマンエラーが軽減できる
- 分類分けも簡単
- 24時間受付ができる
他にもデータの利用は幅広く行えるためおすすめです。
ホームページ活用の注意点!掲載内容はあおらず事実を伝える
次に、ホームページ活用の際に注意すべき内容をご紹介します。
ホームページに掲載する内容はあくまで顧客に信頼してもらうためなので、売り込みは控えるのが望ましいです。
Nielsenの記事によると、30代以下が信頼する情報や広告を調べた結果では、1位と2位では「人の口コミが判断材料」となっていることが分かりました。
この結果からも分かるように、広告感を出しすぎるホームぺージは、顧客相手に商品を売り込む営業と同じで消費者には好まれません。
では、信頼関係を築くために大切なポイントは一体何でしょう?
以下で2つのポイントをご紹介します。
1.ありのままに見せて、信頼を得る
実績はあくまでもありのままを載せることで信頼を得ることが大切です。
しかし、本当にありのまま書くだけでは読み手に響くものがありません。
ポイントは「ありのままを美しく」というイメージで見せることです。
分かりやすいイメージを添えることも、より読み手に魅力的に伝えるための方法です。
例えば、あなたは以下のどちらの方が凄いと感じますか?
- 私は毎日約15,000歩を50年間続けています。
- 私は毎日約15,000歩を50年間続けています。この距離はなんと、地球一周分に値するものです。
このように、実績をそのまま載せるよりも、例えを交えて相手にその凄さをわかりやすく伝えることも有効な方法だと言えます。
2.自然に発信されているように見せる
人はそれが本当に良いものであっても、押し付けられたり故意に見えるものは何か嫌だなと感じるものです。
ましてや信頼関係を築く上ではなおさら好まれません。
最近は、インターネットの普及によりインターネット上のトラブルが増えています。
過度な煽り広告・LP・SEO対策、インフルエンサーを利用したステルスマーケティング等、当然やって良い事ではありません。
特に誇大広告については注意がいります。
消費者庁表示対策課による「景品表示法における違反事例集」(平成 28 年2月時点)の優良誤認表示(1)本法第5条(第4条第1項)第1号でも、誇大広告になっているかいないかは受け手である消費者の判断に委ねられるという内容が記載されています。
そもそも、法律で決まっている以前に、見え透いた戦略や広告は歓迎されません。
ですので、無理に良く見せたり誘導したりするような広告は行わないようにしましょう。
SEO対策においても、中身なく小手先の技ばかり詰め込んでいては一時的な効果しか得られません。
Webだからと言ってテクニックに溺れずに、商売で大切な基本を忘れないことが大切です。
実は、ホームページの課題は掲載内容よりも集客方法!
ここまでは、ホームページの内容に関わる作成方法をご説明しました。
しかし、ホームページ運用で失敗してしまう人が見落としがちなのが実は「集客方法」であることをご存知ですか?
ホームページを活用できず終わる原因は、作りっぱなしで集客のための施策を取らないことにあります。
むしろ方法が分からないとか、逆に間違った方法を続けている場合もあるのです。
導入ハードルが低くてコストもかからない現実的なホームページの集客方法は、基本的に2種類あります。
- オフライン集客
- 検索エンジン
※BtoCの場合のみSNSで集客する方法も有効
これから2種類の具体的な内容をご説明し、最後に集客で大事なペルソナ設定について解説します。
オフライン集客
ホームページを活用したオフラインでの集客方法は、名刺・チラシなどを利用して「QRコードで集客」する方法です。
顧客も紙による資料を保管する手間が省けるので、お互いの効率が上がります。
先ほどご紹介した営業資料として役立てることはもちろん、口頭では伝えきれない内容を自然に紹介することができます。
検索エンジンで集客
検索エンジンを使って集客する方法が「SEO対策」です。
消費者が検索エンジンで検索してサイトを見てもらうには、なるべく1ページ目に表示されるのが理想的です。
検索エンジンは、Google検索エンジンがほとんど占めているので、Google検索エンジンの基準に沿ったサイトを作ることが上位表示のポイントと言えます。
また、Googleのウェブマスター向けガイドラインには、「ユーザーの利便性を最優先に考慮すること」と書かれています。
参考:Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)公式サイト
検索する人のメリットを考えて、より良い価値(コンテンツ)の提供をすることが結果的に検索エンジンで評価されます。
その上で、SEO対策で忘れてはならないことがあります。
それは、検索エンジンで上位表示させることだけを目的にあれこれSEO対策を詰め込んでいるサイトは問題だということです。
たとえ上位表示出来たとしても、Googleによるペナルティでいずれ「サイト運営自体が不可能になる」こともあります。
あくまでもSEO対策は、良質なコンテンツありきで使える対策ということを覚えておきましょう。
ホームページを作成する時に失敗しないためのペルソナ設定
ホームページを利用したマーケティングは、Webマーケティングと呼びます。
Webマーケティングを行う時、失敗しないために大切な基準になるのがペルソナ設定です。
ペルソナ設定は、だた漠然と「40代男性」だけでは足りません。
具体的には、以下のように詳細に行います。
職業:施工業者 性別:男性 年代:40代 悩み:ホームページを立ち上げたい。小規模な企業なので、売上うんぬんより顧客視点の誠実な対応ができる制作会社を探している。場所は、東京の会社に依頼したい。 |
ポイントは想像上の人物ではなく、実在する人物の悩みや生活を踏まえた内容にすること。
なるべく細かく設定することが大切です。
そして、悩みを抱えたペルソナが気付いている悩み以外に、本当に望んでいることを見つけ出して訴求することがより良い流れになります。
WINQなら集客×制作をゼロからご提案します。
Webでの集客を行うのが初めてという人や、本当に成果が出るのか心配という方もいらっしゃると思います。
WINQでは、Webデザイン・文章作成・SEO対策などを各分野のプロフェッショナルが行っております。
公式サイト閲覧の方限定での無料相談も受け付けておりますので、本当にホームページ運用が必要か迷われている方はお試しください。