
ホームページの効果が20倍に!広告費0円でモノを売るマーケターの集客戦略。
コロナウィルスの影響でこれまでのようなオフライン集客が難しくなりましたね。
弊社も3月頃はお打合せがなくなってしまったり、制作依頼がキャンセルになったり、厳しい時期が続きました。そんな時に思ったこと「Webでお客様にサービスを届けよう」です。
4月に自社ホームページを集客用にリニューアルしました。本来はお客様のホームページを作る仕事ですが、仕事も減って時間もありましたから、ササっと急いで用意しました。
「ホームページでサービスは売れるのか?」
「ホームページはなんの役に立つんだ?」
と思っているかもしれませんが、売れますよ。
私はもともとアフィリエイター(成果報酬でモノを売る仕事)として情報サイトの企画~売却までやっていました。失敗もありましたが成功も経験しました。
そんな私から皆さんへ「アフィリエイターの集客術」と称して、これまでやってきたこと、成果になったことをお伝えします。コロナ禍でこれからビジネスをどう伸ばせばいいかお悩みの方に、この集客術が役に立てば幸いです。
目次
ホームページの役割とは、お客様との信頼関係を築くことである。
「安くホームページが作れるならいいけど、高いお金払って作ることに興味はない。うちはホームページで集客しなくたって、お客様がいるんだから。」
そう言われたことがあります。
確かにその通り。
ホームページがなくてもビジネスが回っているなら、それでもいいのかもしれません。
ところが、今年はコロナ到来により順調だったビジネスも客足が減ってしまった方々も多いと思います。
今後の経営が危ぶまれる、それが2020年という時代なのでしょう。
「ホームページで集客して一発逆転を狙いたい!」
「ホームページがあれば何とかなるんじゃないの?」
でも、このような期待をホームページにしているなら間違いです。
なぜならホームページは広告ではないからです。
ホームページとは、Web上での御社の顔であり、御社そのものだからです。
御社の印象はホームページ決まる。
「さてさて、今日のあの社長さんのホームページでも見てみるか」
と、したり顔で名刺を交換した社長さんのホームページをのぞいたことはありませんか?
「大したことないな、うちのがカッコいい」
「お、この会社はなんか凄そうだ」
声には出さずとも、品定めしたことはあると思います。
今、このブログに対してもあなたは品定めしているかもしれません。
断言します。現代ビジネスマンは企業の印象を「どんなホームページの会社なのか」で決めています。人の印象の9割が外見で決まるかのように。
そう考えると、御社のホームページはどんなものを作るべきなのだろうかと悩みませんか?
少なくともお客様にとって愛されるホームページであることが望ましいのです。
お客様に信頼されるポイントとは、デザインの華やかさではない。
信頼される人とは、どんな人でしょう。
少なくとも「顔の良さ」だけでは決まりません。
ここで興味深いアンケート結果があるのでシェアします。
婚活における第一印象に関するアンケート結果 です。
「初対面の相手の印象をどんなところで判断しますか?」という質問に対し、下記の回答が出ています。
●男性が女性の印象を決めるポイント
1.表情(74.9%)
2.声、話し方(70.0%)
3.あいさつ(56.7%)
4.顔、体形(54.7%)
5.身だしなみ(53.2%)
●女性が男性の印象を決めるポイント
1.身だしなみ(85.9%)
2.声、話し方(74.0%)
3.表情(73.6%)
4.あいさつ(71.4%)
5.服装、髪型(61.2%)
1位は「表情&身だしなみ」で、外見的要素となりましたが、2位は「声、話し方」という内面的要素になりました。外見ばかりを飾っても中身がないと印象は悪くなります。
ホームページを運用すれば、信頼がついてくる。
ホームページに「素敵なデザインであること」を求めるビジネスオーナーはたくさんいます。
しかし、残念な結果が中小企業庁の「ITの活用に関するアンケート調査」にありました。
次の表は「ホームページ開設後に販売数の変化があったか」についてです。
大きく増加 | 3.7% |
やや増加 | 34.1% |
変わらない | 51.3% |
やや減少 | 7.4% |
大きく減少 | 3.4% |
大きくわければ62.1%が「ホームページの効果を実感できていない」という回答です。つまり愛されていないホームページなのでしょう。
同資料には「更新頻度」についても次の回答がありました。
毎日更新 | 1.6% |
週に2、3回 | 2.9% |
毎週 | 3.9% |
毎月 | 14.1% |
数か月に1回 | 28.5% |
年に1回 | 13.9% |
数年に1回 | 17.5% |
更新していない | 17.5% |
毎月1回以上ホームページを更新している企業はたったの2割。ほとんどの企業はホームページをほぼ放置。これで信頼されるホームページにするには難しいと思います。
最近、飲食店を経営する友人から「客足が遠のいている」と聞きました。以前はオーナーとして手の込んだ料理を作り、お客様と話をかわしながら、楽しく美味しく食べていただくお店でした。ところが、ある時をさかいに変わってしまったんです。
営業は従業員にまかせオーナーは不在。もちろん味は落ち、オーナーと話ができなくなった常連さんたちは通うお店を変え始めました。
悲しいけれど、当然ですよね。
ホームページの話も、じつはこれと同じです。
ホームページの更新は、新しいお客様とのコミュニケーションになります。毎日とは言わずとも、週に一度はコミュニケーションをしていたら、ホームページの効果も変わっているかもしれません。
少なくとも僕の経験の中では、運用せずに販売数を増やした例はありません。
ホームページ運用のメリットは、1年で成約数が20倍にもなる「費用対効果」。
これは私が運営したとあるサイトの販売数の推移です。月に何回かは運用をしていましたが、売上は鳴かず飛ばず。ところが、訪問者のおもてなしを実践していった結果、大きく販売数を伸ばすことに成功したんです。

広告は一切使っていません。
たった15件だった成約数は9ヶ月で300件を超える結果となりました。
アクセス数ではなく、成約数です。
もし御社のホームページの成約数が20倍とは行かずとも、、2倍になったらどうでしょうか?きっと「ホームページ集客やってよかった」と感じることでしょう。
ホームページで販売数を増やしたい。
お問い合わせを増やしたい。
そんな時は何をやればいいのか、私の経験をもとにお話させていただきます。
広告費0円。業界10年Webマーケターのホームページ集客戦略。
何で集客するか。
誰を集客するか。
「何で」の私のお薦めはやっぱり「検索エンジン」です。
「誰を」は「御社の商品で解決できる悩みを抱えている人」です。
つまり、検索エンジンから見込み客、潜在顧客を集めること。
ここを目指して、丁寧なアプローチを心掛けていきます。
SNSより検索エンジンのほうが約率が高い。
SNSと検索エンジン。どちらも優れた集客媒体ではありますが、効果の違いは知っていますか?
結論をいうと「SNSより検索エンジンのほうが売れる」です。
もちろん、ホームページの集客設計ができていなければダメだし、SNS運営者の影響力が高いなら例外もあります。あくまで一般的な購入フローから考えた場合です。
圧倒的に検索エンジンのほうが購入されやすい。
感覚ですが、検索エンジンの成約率が10なら、SNSは5~6です。
では、その理由をお話します。
SNSでの情報収集は「眺める」
ツイッター、インスタグラム、フェイスブック、いずれのSNSも基本的な情報収集は「流れてきた投稿を見る」です。あなたが何かに悩んでいなくても、商品についての投稿が流れてくるため「こんな商品があるんだ」と知ることができます。
それで商品を買いに行くでしょうか?
いえ、いきません。
ほしいと思ってないからです。
後々ほしい時が来るかもしれないけれど、今欲しいわけではありません。
だから買われにくいのです。SNSは商品の存在を伝える「認知拡大」ツール。成約数を増やすためには検索エンジンで待っていたほうが得策です。
検索エンジンでの情報収集は「探す」
検索エンジンは「キーワード」によってほしい情報を探すデータベースです。何かしら、自分の解決したい課題がキーワードとなり、解決を探しています。つまり、ソリューションを探しているのです。
「結婚したい」と検索する人なら、結婚相談所のサービスをすれば買うかもしれない。
「離婚したい」と検索する人なら、離婚相談弁護士の無料相談しに行くかもしれない。
なので、アフィリエイターのように「売らなければ収入がない」という人は検索エンジン集客を好みます。あなたのサービスは、どんなキーワードで検索する人の悩みを解決できるモノでしょうか?
ブログでお客様の悩みを解決する。
検索エンジンであなたの悩みを検索してみてください。
どんなサイトが出てくるでしょう。
少なくともfacebook、TwitterなどのSNSアカウントが出てくることはありません(名前検索したときのみ、SNSアカウントが出ますね)。
ほとんどの場合は、ホームページ・情報メディア・ECサイトなどが出てきます。このような媒体を使わないと、検索エンジンには表示できないのです。
WordPressを使う
残念ながら、検索エンジン集客はSNSアカウントではできません。facebook、Twitterをフォロワーを増やすことは悪いことではありませんが、特定のキーワードで検索結果の1ページ目に表示させることは不可能。
ブログ、あるいはブログ機能のあるホームページを作りSEO(検索エンジン最適化)対策をするしかありません。
●検索エンジン集客できる媒体
・WordPress
・note
・Amebaブログ
●検索エンジン集客できない媒体
・Twitter
・フェイスブック
・インスタグラム
使うなら WordPress です。note、アメーバブログなども検索エンジン集客をやろうと思えばできますが、この2つはSNS要素も兼ね備えています。検索エンジン向けに文章を発信していくと、ファンがつきにくくなる恐れもあります。
検索エンジンに強いWordPressを使用して、検索者向けにページを丁寧に作っていくことが、効果を高めるおもてなしです。
お客様のよくある悩みに答える。
信頼されるホームページには「信頼をされるコンテンツ」があります。
さて、どんなコンテンツでしょうか。
A:面白いコンテンツ
B:役に立つコンテンツ
C:経営者の日常
チャレンジしてほしいのはB、役に立つコンテンツです。
役に立つとは「悩みを解決できる」という意味です。
お客様の役に立てれば信頼が生まれ、いざ、お客様が購入したくなった時に指名をいただけます。そんなWebコミュニケーションをする場がホームページです。
さて、あなたの商品を買う人はどんな悩みを持っているのでしょう。
まだ売り始めたばかりの新商品であれば、仮説(推測)で構いません。どんな悩みや質問があるかを想像しながらブログで解説すべきテーマを決めていきましょう。
初めて間もない頃は集客効果は見えないけれど、正しい方法であれば大きく成長する日が1年後には訪れます。
計画→集客→提案の3ステップ戦略が効果大!
ホームページの運営者はセールスを焦ってはいけません。ものには順序というものがあり、ホームページについても同じです。
「売れるキーワードでなんとしても上位に出そう」
「片っ端から大量にブログを書くぞ!!」
という安易なことはやってもいいけど、方向転換を強いられることは目に見えて明らかです。なぜなら検索エンジンのアルゴリズムがそういった行動を求めていないからです。
たとえ10万円でブログの執筆代行を外注したとしても、読者にとって価値がないブログであれば、集客資産にはなりません。
見込み客の悩みを考えながら、狙うキーワードを計画する。
検索エンジンでお出迎えするには、何かしらのキーワードで検索結果の上位にホームページを出さなくてはなりません。あなたはどのキーワードを選びますか?
例えばこのページ。狙っているキーワードは「ホームページ 効果」です。
私は、あなたがホームページを作るメリットや効果に興味があることを知っています。そして私が提案するホームページやコンサルティングに興味を持つだろうと思っています。
なので、ライバルサイトより「あなたのお役に立つ情報を書こう」と真剣に筆をとっています。
さて、あなたの見込み客はどんなキーワードで検索するのでしょうか。
キーワードを見つけるヒントは検索エンジンにもあります。
それが検索結果の最後にでてくる「関連ワード」です。

検索結果で参考になるページに出会えなかった人のために、Googleが「こちらの情報はいかがでしょうか?」と案内しているキーワード群です。
ここを参考に、ブログのテーマを見つけていく方法は簡単なのでおすすめです。
また、下記の方法なんかも参考にしてみてください。
キーワード計画に基づいてブログを書く。
ホームページ集客には方法はいくつかあります。今回は検索エンジン(SEO)での集客のお話なので、キーワード計画にそってブログを書くことをしていきます。
・見込み客の悩みに寄り添った情報を出す。
・集客できているかを数字を把握する。
この2つをやり続けていきます。
そのために使うツールは3つです。
WordPressは前述したブログシステムです。
検索エンジンに強いのも特徴で、多くの企業がホームページをWordPress化しています。
Googleアナリティクスは無料の分析ツールです。
ホームページへのアクセス数や購入者数を計測するものです。
サーチコンソールはGoogleが提供する管理者向けツールです。どんなキーワードで何位に表示されているかなどを確認できます。
弊社がホームページの効果を20倍にしたのは、このれらの取り組みを徹底的に行ったからなのです。より具体的なホームページ運用方法は別記事にてまとめております。
売りたい商品を提案する
見込み客が集まってきたら、次は「商品を売る」段階です。
ここまで来たら「ホームページの仕組み化」もいよいよ終盤。そしてハッピーエンドが近づいているのを感じてください。ブログページから、商品ページへ誘導しましょう。
え?すでにやってるけど売れない?
そんなときは、原因を考えてみましょう。
- そもそも、売れるキーワードで集まっていない
- 買うための情報が足りていない
- ライバル商品のほうが魅力的に見える
など、考えられる仮説を出してみてください。
この「売れない理由」「買わない理由」を全部潰していけば、、売れます!
弊社では最大20倍という結果がでました。
このときに使っていた「セールスライティング」なども、後々ブログで出していきますので楽しみにしていてください。
ブログの集客効果を120%にする3つの方法。
では最後に、ブログの集客効果を120%発揮する方法として、以下の3つを紹介します。
- SNSでも発信する
- 名刺から案内する
- ポータルサイトに乗せる
なぜこの3つがブログの集客効果を120%にするかというと、3つともSEO効果があるからです。
SNSでも発信する
SNSからのリンクには「ソーシャルシグナル」という考え方があります。
このソーシャルシグナルは、SEO効果があるのです。
2019年、私はこんな実験に参加しました。
50名のLINEグループに検索結果の上位にだしたいホームページのURLを案内し、1日1回、全員にアクセスしてもらうという実験です。
実施前は30位あたりにいたホームページが、なんと7日後には5位。
1ヶ月後には1位になっていたのです。
SNSからたくさんアクセスがあることは、検索エンジンへの影響も大きいなと感じた日でした。
「多くの人に読んでほしい」と思えるブログを書いた日には、Facebook、Twitter、LINEでも案内しましょう。
名刺でホームページを案内する
名刺にホームページがあることを伝えるのは、ブログを読んでもらうためではありません。
会社名で検索してもらうためです。
会社名を検索する人が増えることは「社会とのつながりが大きくなっている」と検索エンジンは判断します。
できるだけ多くの人に会社名を知っていただき、ホームページへ来てもらうために名刺も工夫しましょう。
あなたは、普段どんな名刺を使っていますか?
会社名や連絡先が書いてあればOK?
キレイなデザインならOK?
じつはそうではありません。
名刺をもらってどんなコミュニケーションが生まれるかを考えて欲しいのです。
「すごい実績をお持ちですね!」
「このサービスイイですね」
そんな会話につながる名刺なら、ホームページへ来ていただくことも難しいことではありません。
ポータルサイトに掲載する
例えば、飲食店向けのポータルサイトといえば「食べログ」「ぐるなび」ですね。無料で掲載できるにもかかわらず、ここに掲載しているとお客様にお店を知ってもらえる可能性が高くなります。
有料のポータルサイトも多いですが、はじめは無料のもので良いでしょう。
使えるサイトは片っ端から使ってみてください。
ポータルサイトに登録すると「ホームページのリンク」を貼ることができたり、リンクは貼れずともインターネットの新しいページに自社の名前を掲載することができるため、SEO観点でも効果的なのです。
これというポータルサイトがない場合は、GoogleMapに掲載できる「Googleマイビジネス」だけは登録しておきましょう。
WINQはホームページ集客をサポートします。
さて、ホームページの効果について詳しくお話をしてきました。
ホームページは、あれば成功する魔法のツールではなく、地道にお客様とのコミュニケーションを行い、検索エンジンの評価を高めながら、商品を提案するツールなのです。
地道な戦略にはなりますが、確実な成果が期待できる方法です。
弊社はホームページ制作と合わせて、ここでお話しているようなSEO集客ノウハウを、お客様に身につけていただくため、育成コンサルティングも提供させていただいてます。
弊社のホームページサービスは、下記のページから詳細をご確認いただけます。
ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。