「どうして私のホームページは上に出ないんだろう?」
「これじゃビジネスが全然広がらないじゃないか!」
と、検索エンジンマーケティングで悩んでいる方に伝えたいことがあります。
それは「SEO対策を頑張ったホームページが、検索結果の1位に出るわけではない」というお話です。
「それじゃSEOやる意味ないじゃないか!」
「検索結果1位に出すのがSEO会社だろ!」
というお叱りも受けそうですので、ここでは「なぜ、Amazon/楽天はいつも上に出てくるのか」の理由を追いかけながら「最強のSEO対策」の秘密を解説しようと思います。
Amazonだから上に出る
私はコーヒーが大好きで、いつも豆を挽いて飲む生活です。
なので「コーヒー豆」と検索してみました。
ここではAmazonのホームページが1位にでます。
※楽天は3位でした。
では、このページには魔法のようなSEOが施されているのでしょうか?
いいえ。
この理由は特別な魔法ではありません。
Amazonが検索1位に出るのには、ちゃんと理由があります。
Amazonストアで買い物をするプライム会員の数は現在2億人を超えています
Amazon
つまり「検索者の多くがamazonに満足する」という理由で、検索結果の上に出ています。
GoogleはAmazonをどう評価するのか?
Googleが掲げる10の事実 をご覧になったことはありますか?
検索エンジンのランキングシステムは、このような考え方でWebページを評価しています。
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツを着なくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
地球上で最もお客様を大切にする企業
Amazonは地球上で最もお客様を大切にするという理念のもと「プライム会員の数は現在2億人」「日本での売上高は2兆5,355億円」という事実を作っています。
ECモールという分野で、たくさんのファンを作っていることで
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
を見事に体現した、ビジネス(Webサイト)と言えます。
いい商品が、1クリックで買えて、翌日届く
Amazonの強みの一つは「欲しい商品を探してから、家に届くまでの速さ」です。プライム会員が増え続けるのは、購入体験が快適だからでしょう。
- 遅いより速いほうがいい
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
というビジネス(Webサイト)になっています。
世界中の商品が集まっている
Amazonは日本だけではなく、世界中の商品を購入できるようになっていること。そして誰でも出品できるように開放していることで、進化し続けてきました。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズはすべての国境を越える
- 「すばらしい」では足りない
と、評価されるにふさわしいビジネス(Webサイト)です。
最強のSEOとは?
多くの経営者が「検索エンジンで上に出れば、ビジネスが売れて、たくさん儲かる」と考えているようです。
そのため、SEO対策にたくさんお金をかけられますが、その考え方では「まったく売上にならなかった!」という現実が訪れるかもしれません。
なので、私たちは Amazon のように「利用者に愛されるビジネスを作るのが先」という考えのもと、ローカルSEOを提供しています。
価値あるビジネスは「ユニークな販売提案」から
楽天は「地方の小さな商店でも、コンピューターに強くなくても、誰でも簡単に店を開ける」というユニークな販売提案でビジネスを開始しました。
現在、楽天会員数は、国内で1億以上を誇ります
Rakuten
楽天も日本最大級のECモールです。
そのため、Amazon同様に、検索上位には必ず出てくるようになっています。
サービス内容ではなく「伝え方」で差をつくる
すでに多くの経営者さんは「良いサービスを提供する」ことをされています。なのでビジネスの中身ではなく「伝え方を変えてみる」ことを推奨します。
私たちは セールスライティング というサービスで、伝え方の提案をしています。
ビジネスとは、素敵なホームページだから売れるのではなく、優れた商品だから売れるわけでもありません。
- 自社ならではの販売提案(USP)を言葉にすること
- ホームページをプレゼンテーションの場にすること
こうしたベースがあるからこそ、広がりやすくなります。
つまり、SEO対策に一生懸命になるのではなく、ビジネスの伝え方を変え、ホームページもプレゼンテーションの場として活用することが「最強のSEOである」と、プロとしてお伝えします。